電気工事士の仕事へ挑戦したいけれど、初めての職種に不安な気持ちもありますよね。
しかし、これまでにも多くの先輩方が、30代以降でも未経験で電気工事士に挑戦しています。
この記事では、今まさに迷っている皆さまへ、未経験の心得と未経験者の転職体験談をお伝えいたします。
1 未経験での転職で気を付けること3選
未経験の転職だからこそ、自分が本当に良いと思える企業へ入社したいですよね。
未経験で採用してくれるならどこでも良いと転職して、自分の希望とミスマッチの企業だったと後悔しないようにしましょう。
1-1 仕事内容が希望に沿っているか確認しよう
一般家庭の屋内配線を主に工事する会社もあれば、ビルや工事など大きな建物の屋内配線工事をする会社もあります。
電柱から各施設に配電する、外線工事は見る機会が一番多いかもしれません。
ほかにも、エアコン工事、鉄道工事など、会社によって、主に請け負う仕事内容が異なります。
外線工事のイメージで就職をしたのに、入社したら屋内配線をメインで請け負う会社だったなどは、最も防ぎたいミスマッチです。
求人情報やホームページ等で確認できるのが一番ですが、面接時に説明がなかった場合は念のため確認しましょう。
1-2 自分の強みと会社ニーズのマッチ度を確認しよう
電気工事士には、大きく3つ「作業量・作業力・作業スピード」が求められます。
その中でも、作業量が強みの人もいれば、作業スピードが強みの方もいるでしょう。
実は、これは企業によっても、どの強みを求めているか異なる場合があります。
自分の強みがどこにあるかを判断し、企業から求められているニーズに、よりマッチするところを選べると良いでしょう。
1-3 長く続けられ、ステップアップできる職場か見極めよう
未経験の場合、一つの職場で経験を積みスキルを身に付けていくのが、スキルアップの一番の近道でしょう。
月給は高いけれど勤務時間が長すぎて体調を崩した、通勤距離は近いけれど家族がいるのに月給が低く生活が厳しい等、仕事を続けられないとスキルアップが叶わなくなります。
長く勤め自分が目標とするスキルアップまで思い描ける職場かどうか、面接時に質問をして確認しましょう。
2 志望動機はどのように伝えるといい?
志望動機を伝える際は、企業を選んだ理由と今後の目標をセットで伝えるといいでしょう。また、自分の強みを活かし会社に貢献できることを伝えましょう。
未経験でも、前職のコミュニケーション力を活かせる、集中力がとても高いなど、これまでの別の仕事で培ったスキルや自分の長所を活かせることを伝えましょう。
企業としても、「未経験だから全部教えてください」という受け身姿勢の方より、「未経験だけどこういう能力を活かし、貢献します。いち早く仕事を覚えます」と能動的に自ら吸収しようという姿勢の方を採用したいでしょう。
志望動機の書き方・伝え方詳細は、電気工事士 志望動機の書き方・面接時の伝え方で紹介しています。
3 どこで電気工事士の求人を探す?
3-1 求人転職サイトで探す
未経験の場合、求人サイトで未経験歓迎や未経験OKとなっている求人を探すのが近道です。
他業種も含めて掲載している求人サイトもありますが、【電気工事士求人ナビ】では電気工事士など電気関連の仕事に特化しているため求人数も多く探しやすいです。
3-2 ハローワーク
ハローワークで仕事を探すのも一般的な方法ですね。
企業が掲載するまでの手間が多いため、一般的な求人サイトと比べると掲載企業が少ないかもしれません。
4 まとめ
未経験でも、電気工事士として輝ける職場はたくさんあります。
より納得してお仕事できる職場を選べるように、その企業の詳しい仕事内容を面接で聞き、自分の希望に合っていて長く勤められる環境かを考え転職を成功させましょう。
転職する際には、期待とともに不安もあると思いますが、勇気をもって新しい一歩を踏み出しましょう!